復興支援ハウス

1 10, 2011

『第6回マニフェスト大賞』の「政策提言部門」で優秀賞に選定されました。10.1

2011-10-01T18:03:16+09:0010月 1st, 2011|SEIJI Blog|

マニフェスト大賞とは、これまで注目を集めることの少なかった地方自治体の首長、議員や地域主権を支える市民の活動実績を募集・表彰し、発表することで、地方政治で地道な活動を積む人々に名誉を与え、更なる政策提言意欲の向上につながることを目的に制定された賞です。 今年(2011年)は、1340団体1670件の応募があったそうです。 10月1日に第6回マニフェスト大賞の受賞者発表があり、私は「政策提言部門」で優秀賞5名の一人に選ばれました。これから最終審査が行われ、11月4日、東京の「六本木アカデミーヒルズ」で開催される授賞式会場で最優秀賞が発表されます。最優秀賞に選ばれる可能性は低いかもしれませんが、せっかくの機会ですから、授賞式には妻と出席しようと思っています。私は「仮設住宅のリサイクル化と復興支援ハウスの提案」というで題名での応募です。15年間、研究してきたテーマだけに、心から感謝しています。これまで、一緒に取り組んできた皆さんのおかげです。こういう形で評価を頂けたことは、本当に有り難いことですね。第5回マニフェスト大賞では、宇部市長さんの久保田きみ子さんが、市長マニフェスト部門で「優秀賞」を受賞されました。《マニフェスト大賞H.P.》仮設住宅のリサイクル化と災害用早期設置型『復興支援ハウス』の提案 (応募資料の概要) 「震災後、すぐに運べて、どこでもすぐに建てられ、リサイクル(再使用)可能な仮設住宅があれば、たくさんの人が助かるのではないか、そんな思いにかられて、阪神淡路大震災以来、「避難生活からの早期解放」を目的とした「復興支援ハウス」の開発に取り組み、専門的知識を学ぶため、議員活動の傍ら、2000年には山口大学大学院(防災システム工学科)に入学しました。(2010年:学位「博士(工学)」取得)大都市大震災を念頭においた試作品による居住実験を継続してきたところ、東日本大震災が発生し、直後の3月15日、ボランティアの仲間からの依頼を受け、試作品2戸を石巻市社会福祉協議会ボランティアセンターに設置しました。災害ボランティアの生活は、その多くがテントに寝泊りしているのが実情で、冷暖房もなく、ハードな支援活動により体調を崩してしまう人も多く、支援ハウスがその救護所に活用されました。7ヶ月たった今も100名近いボランティアが活動を続けています。 活用事例から、短期間に狭い傾斜地などにも多数設置できることから、被災者はもちろん、被災地における小規模拠点施設やボランティア、建設作業員などの短期居住施設、自衛隊の野営施設、また難民支援、大都市大震災においては、ヘリコプターなどによる輸送も可能であることから有効です。 [...]

14 08, 2011

アジア最大級の複合材料国際フェアー「JEC Asia 2011」(シンガポール)への特別出展が決定

2011-08-14T12:01:53+09:008月 14th, 2011|SEIJI Blog, 東日本大震災|

世界の最先端が集まるシンガポールで開催されるアジア最大級の複合材料国際フェア「JEC Asia 2011」に、復興支援ハウスがジャパンパビリオンに特別展示されることが決まりました。 7月15日の東京都庁での展示会が、思わぬことに発展しました。きっかけは、当日取材に来られた産業資材新聞の8月1日付けの記事です。(2011.8.1産業資材新聞記事) ジャパンパビリオンの関係者の方から「弊社は営利を追及する私企業ではありますが、 JECの展覧会/講演会に関しては、企業コンプライアンスの活動として、”日本発の優れたFRP製品を海外に紹介する場を無料提供 する”ことを趣旨としております。貴社の”スマイリー”や”復 興支援ハウス”は、その趣旨から私の目に留り、必ずや2004年のスマトラ沖地震に代表される東南アジアの災害復興に役立つであろうFRP製品であるとの確信からお誘いした次第です。ちなみに昨年は栗本鉄工の地下水汲み上げ用FRPパイプ、 [...]

23 07, 2011

東京都庁で支援ハウスの展示会。石原都知事、安倍元総理など多くの方々が見学。

2011-07-23T19:06:01+09:007月 23rd, 2011|SEIJI Blog, 東日本大震災|

7月15日(金)、東京都庁の『ふれあいモール』(第一本庁舎と第二本庁舎の間にある公園)で、復興支援ハウスの展示会を開催しました。 山口県から出てきて、東京のど真ん中で、しかも東京都庁からは、最高の場所を提供して頂きました。また、早朝より都市整備局の職員の皆様が、展示の準備、また国会議員の皆さまの出迎え誘導をお手伝い下さり、本当に有難いことだと心から感謝しています。 展示会には、たいへんお忙しいなか、猛暑にもかかわらず、石原慎太郎東京都知事、猪瀬直樹東京副知事、安倍晋三元内閣総理大臣、河村建夫元官房長官、林芳正元防衛大臣、小林興起衆議院議員、生方幸夫衆議院議員、岸信夫参議院議員、さらに東京都からは、都議会議員、区議会議員、都市整備局職員ならびに、区市町村の応急仮設住宅建設担当職員など250名の方々が見学してくださいました。 日本建築学会論文①(pdfファイル) 日本建築学会論文②(pdfファイル) 支援ハウスの「提言と活用事例」(pdfファイル) [...]

13 07, 2011

クイック・キャビン『スマイリー』(新・復興支援ハウス) が完成しました。

2011-07-13T12:16:52+09:007月 13th, 2011|SEIJI Blog, 東日本大震災|

クイック・キャビン『スマイリー』(新・復興支援ハウス)の試作品が完成し、山口県庁の議会棟駐車上で一般公開をさせて頂きました。外観だけを見ると小さく見えますが、中は十分な生活空間があり、ベッド(4人分)、テーブル、洋服入れ、フリースペース、シャワー、トイレ、キッチン、釣り戸棚、冷蔵庫、テーブルがあります。 上の写真は、今回の製作をお手伝いして下さった皆さんです。本当にありがとうございました。もちろん、妻も入っています。 今回の改良点は1.トイレの臭いが気になるとの意見が多かったので、物置と兼用のトイレを外に取り付けたこと。2.組立て方式を変更したこと。3.旧タイプより、少し広くし、フリースペースを設けたこと。4.エアコン、温水器を組み込みました。5.素材はFRPと木造です。 「スマイルは笑顔、リーはシェルターの意味があります。被災した皆様に笑顔を届けたいとの願いを込めて命名しました。」 搬送時:長さ3.550m 幅2.230m 高さ1.200m(4㌧トラックに2戸、10㌧トラックに6戸積載可能) 組立時:長さ5.160m 幅2.855m 高さ2.560-2.860m床面積:10.330㎡(本体9.250㎡ 物置・トイレ1.080㎡)組立時間:約1時間(大人4名)解体時間:約30分 [...]

Go to Top