昨年、7月1日に精華学園高等学校を開校して、1年と5か月が過ぎました。
現在、全国25都道府県の48か所に学習センターを設置し、366名の生徒が在籍しています。
広域通信制の高等学校は最初の卒業生を輩出するまで、国の助成が受けられない制度になっているため、経営的には厳しいですが、多くの皆さんのご期待とご理解を頂き、教職員が一体となって頑張っています。
高校卒業の資格がなければ、理容師や美容師、調理師になれないなど、不登校や高校中退のままでは、厳しい状況にある子どもたちが増えています。
少しでもお役に立てればと願っています。

(写真左)精華学園高等学校の入口に植えられたクスノキと学校全景
(写真右)しっかりと根付いたクスノキは葉を茂らせています。

この大きなクスノキは旧・宇部興産本社ビルの玄関に植えてあったものです。
今年3月、縁あって学校の玄関先に移植して頂くことができました。
移植されたときは、かなり弱っていましたが、教員の皆さんが毎日、水を与えて下さったおかげで回復し、しっかり根付きました。
もう、大丈夫そうです。
移植された3月8日は偶然、私が山口大学大学院で工学博士を授与された日ですから、「学位取得記念植樹」でもあります。
あと5年くらいすると、葉も立派に茂り、いい木陰ができそうです。
大切に育てたいと思っています。