山口県の社会基盤の整備、暮らしの安心・安全の確保、災害時における緊急支援など、社会を支える重要な役割を担っておられる建設業の皆さまに心より感謝申し上げます。
さて、建設業界は長期にわたる景気の低迷と公共工事の削減などにより非常に厳しい状況にあります。特に低価格入札による影響は、業界全体を疲弊させる事態となっています。
そこで一昨年、宇部市内の建設業者(333社)の皆様にご協力を頂きアンケート調査を行いました。
その調査データに基づいて県議会等で、公共工事に対する積極的な予算編成と入札・契約制度の改正など、建設業における経営環境の改善に取組んで参りました。
このたび5月25日、山口県では公共工事について建設工事の調査基準価格を引上げ、1億円規模の工事の場合、調査基準価格は予定価格の85%(約5%引上げ)に改正され、6月1日から実施されることになりました。
新聞紙上にも掲載されていますが、詳細についてご報告申し上げます。