「もっと元気な宇部、そして山口県へ」
「山口」という言葉には「先駆けになる」「先陣を切る」という意味があります。
それこそが、山口県のもつ使命だと思っています。
さて、さまざまな課題が私たちの前に立ちふさがり、今こそ直面する困難を克服する勇気と、新たな未来を構築する挑戦が求められているときはありません。「山口」という言葉には「先駆けになる」「先陣を切る」という意味があります。明治維新のとき吉田松陰先生や高杉晋作が活躍したこと、九人の内閣総理大臣を輩出していることも、私たち山口県民の持っている使命と役割がそうさせたのではないでしょうか。山口県民の誇りと自信、そして勇気を子どもたちに持たせたいものです。
政治家の責任として、山口県の未来に対する夢を語り、具体的な未来像を示し、実現のために実践していく覚悟を強く持たなければならないと決意しています。現在、文教警察委員会の委員長として教育問題や暮らしの安心・安全にかかわる課題と取り組んでいます。
少子高齢化対策、農林水産業の振興、景気・雇用の回復、とくに山口県が将来にわたって確かな存在感を発揮できる地域であるために、持続可能な県政の基盤づくりに全力で取り組まなければなりません。
県議会では「山口県中山間地域振興条例」「山口県ふるさと産業振興条例」の制定、専門分野を生かした「青少年健全育成条例」「公共工事入札制度」の改正、「災害対策」などと取り組んで参りました。
社会的活動としては、「今、自分にできることを精一杯に」との思いから、キャンプなどの青少年活動の経験を踏まえて、不登校や高校中退の子どもたちを支援するため、一昨年、精華学園高等学校を旧吉部小学校で開校しました。
これからも『生活者の起点に立った政策を提案し、専門的知識を持って、自ら行動し、夢を形にしていく議員』を目指し、みなさんの期待に添えるように努力して参ります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
新しい年が、みなさまにとって素晴らしい年でありますよう願っております。
(平成23年 宇部日報の新年号掲載)
岡村 精二