8月24日山口県議会8月定例議会が始まりました。
例年ですと、9月下旬から始まりますが、10月に山口国体が開催されることから、1ヶ月早くなりました。
8月30日(火)、一般質問2番手として、登壇しました。

一般質問の内容
1.災害対策について
①災害対策の選択と集中
②土砂災害ハザードマップ
③東日本大震災への支援と災害ボランティアの派遣
2.教育問題について
①ファミコンと携帯電話が学力に与える影響
②高等学校の校則
③水産、農業関係高等学校の進路
3.若者の交流人口拡大と定住策について
4.視覚障害者に配慮した交通安全施設の整備について

〈山口県議会6月定例議会 岡村精二一般質問の内容PDFファイル〉

〈議場配布資料 PDFファイル〉

〈山口県議会6月定例議会 岡村精二一般質問の答弁PDFファイル〉

当日は後援会の皆さん約50名が、早朝にもかかわらず、バスや自家用車で県庁までお越しくださいました。
今回は原校区の「精友会」の方々が中心です。
一般質問終了後、知事室を表敬訪問し、二井知事さんの国体にかける熱い思いを伺い、記念写真を撮らせて頂きました。
知事の気さくな人柄にふれて、後援会の皆さまは大喜びでした。
その後、議長室に柳居議長さんを表敬訪問しました。
議長選では、いろいろありましたが、私は初めからノーサイドです。



さて、一般質問の文章を書くときは、いつも一日がかりで、一気に書き上げます。
もちろん、資料だけは事前に取り揃えていますが、一気に書き上げないと、全体像を失ってしまうからです。
議会の企画調整室から「早く質問内容を下さい」とのメールや電話が、質問日が近づくつれて増えてきます。
「明日中には何とか」と答えつつ、たいてい2日くらい遅れます。
お尻に火が付かないと、私は頑張れないタイプです。
今回は1週間前の8月24日午前4時から8時まで、それから会派政策会議のため、県庁議会棟に行き、午後6時まで掛けて、一気に1万700字を打ち込みました。
黄金の人差し指です。(2本の指だけで打っています)
いつも、終了後は後遺症で右手が上がりません。

一般質問は30分間です。
1分300文字を読むのが限界として、私は、いつも8700から9000文字に抑えています。
翌朝、6時から校正を行い、何とか8700文字に抑えました。
質問内容も大切ですが、いつも質問の前段で、何を話題にするかで悩みます。
今回は「我が家のツバメ物語」(資料を参照)を5分間お話させて頂きました。
たいへん好評でした。

(高等学校の校則について)
「入学時に、校則に従う」という誓約書を書いた以上、生徒が校則に従うのは当然です。
学校が生徒に「校則は守らせないなら、校則自体ないほうがいい。」というのが私の考え方です。
学校現場の管理職は、校長と教頭だけです。
学校によっては、50名を越える先生方を管理し、学校運営を行わなければなりません。
携帯電話の取り扱い、染髪など、子どもや親から反発も招く可能性のある校則などは、現場の校長に責任を負わせるのではなく、教育長通達として、責任を県教育委員会が持てば、現場の校長は、校則に対して厳しく対応できると思います。
子どもや親からの悪者役をぜひ、教育委員会(教育長)が負ってほしいと思います。
そうすれば「携帯電話、染髪に対しても、生徒と保護者に強く対峙できる」のではないでしょうか。
校長は「気持ちはわかるが、教育委員会の通達だから、どうにもならない」と責任を逃れることができます。
携帯電話の取り扱いについて、条件なしでの校内持込を禁止している高校は81校中、3校しかありません。
「社会規範を守る訓練を学校が行う」という意味でも、毅然さがほしいですね。