近年、子どもたちの進路は多様化し、大学や専門学校への進学はもちろんですが、高校から専門的に「アーティストの世界で道を極めたい」「プロサッカー選手やプロゴルファーを目指して訓練を受けたい」、また「弁護士や税理士を目指して自発的に勉強したい」などと、積極的に自らの人生を切り開いて行こうとする子どもたちも増えています。
そんな子どもたちの心に勇気を芽生えさせ、夢と希望を与え応援したいとの願いから、平成21年7月に開校いたしました広域通信制・単位制の精華学園高等学校を開校しました。
おかげ様で4年目を向かえ、現在、869名の生徒が在籍し勉学に励んでいます。
今年3月には、本学にて3年間学んだ生徒の最初の卒業生を送り出しました。
ひとえに多くの皆様のご厚情の賜物と、心より厚くお礼申し上げます。
開校以来、旧・吉部小学校を宇部市よりお借りして学校運営を行って参りましたが、吉部校舎の老朽化(築50年)による耐震化対策と、生徒の利便性に配慮し、このたび、本校を新山口駅前(新幹線口より南へ徒歩十分、小郡南小学校近くです)に、新築移転を決め、昨年9月から工事を行っていました。
個別のニーズに柔軟に対応した教育を実践し、生徒自身の可能性を自ら見出せる通信制高校の特性を活かした拠点になればと願っています。
(吉部の校舎につきましては、今後も教育施設として活用して参ります)
昨年9月3日の起工式から4ヶ月足らずで、本体工事が完了しました。
工期が短かっただけに、施工を請け負われた㈱沖村建設さんにはご迷惑をお掛けしました。
土地、建物ともには約400坪。
鉄骨3階建て、外部は100ミリのへーベル仕上げです。
これからも「未来を担う子どもたちの夢を応援し、心の支えでありたい」と職員一同、精進して参ります。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
新校舎見学会・テープカット
2月17日(日)
午後1時から見学会、午後3時30分テープカットを行いました。
【工事の経過と内部の様子】
9月3日の起工式では吉部八幡宮の野村宮司さんにお願いしました。
河村建夫先生、林裕子さんと記念写真。
11mの杭を48本打ちました。まるで高層マンション並みの基礎です。
鉄骨を組んでみると、思った以上に大きいですね。
11月15日、上棟式を行いました。
外装の色は、岡村カラーのブルーにさせて頂きました。
工事中の教職員室
トイレの洗面。 廊下はすべてカーペットにしました。
理事長室。唯一の吐き出し窓、将来、外にウッドデッキを自作する予定です。
吹き抜けのロビーにはシンシア3世号を展示しています。