「第21回子ども自然体験スクールin石垣島・西表島」が、今日からスタートです。
今回は、山口県内から143名の子どもたちが参加します。参加者の最年少は小学2年生。
スタッフは24名、最年少は中学2年生、主席指導員は大学2年生。
総勢166名、こうして平成4年以来、21回も継続できていることに感謝です。
本来は往復、客船を使用し沖縄や中国、韓国などに行くジュニア洋上スクールですが、昨年の新型インフルエンザの影響を考慮し、船室での生活は感染の恐れもあり、飛行機での往復となりました。
名前は自然体験スクールですが、研修内容はジュニア洋上スクールと同様です。石垣島はすでに夏。3月15日には海開きも終わっています。
早朝、7時30分から8時30分にかけて新山口駅、宇部市役所前、新下関駅に、緊張した顔で子どもたちが集合しました。
たくさんの皆様にお見送りを頂きました。ありがとうございます。これから6泊7日の子ども自然体験スクールが始まります。
初めて親から離れて生活する子どもたちも多く、時折、不安な笑顔を見せます。
多くの保護者の皆さんのお見送りを頂き、集合場所を出発。
バス3台に乗車した子どもたちは吉志SAで合流。
古賀SAでトイレ休憩をした後、福岡空港に到着しました。
初めて出あったにも関わらず、友だち作りの得意な子どもは、親友同士のような会話をしていました。
出発ロビーで班編成を行い、搭乗手続きをして、日本航空と全日空の2便に分かれて沖縄へ、ここで乗換、石垣空港には午後3時から5時にかけて到着しました。
初めて飛行機に乗る子どもたちも多く、機内では笑顔と会話が絶えませんでした。
到着後、バスで石垣少年自然の家へ。
この時、ハプニングが起こりました。なんとバスのトランクが開いて、子どもたちの荷物が路上にコロコロと転落。偶然、外を見ていた子どもたちが気づいて、ユーターンしました。
親切な人が、5個の大きな荷物を歩道に引き上げ、バスを待っていて下さいました。
石垣島の皆さんに感謝です。
石垣少年自然の家(上写真右)は、あまり大きくない施設ですが、研修を行うには最高の施設です。
部屋は洋室と和室、各部屋3班20名程度の部屋割ですが、子どもたちは人数が多いほど大喜びです。
(上写真左)結団式。点呼中。「点呼!海組総員22名。現団員22名異常なし!」
(上写真中央)主席指導員の岡村星香です。7日間、頑張ります。大学2年生、0歳から21年間、キャンプや洋上スクールに参加しています。
(上写真右)団長の赤川信恒先生、淨名寺の住職さんで、山口県キャンプ協会事務局長、キャンプの上級指導員です。
結団式で、ボーイズ・ビー・アンビシャスを唱和する研修生たち。
(上写真右)スタッフの自己紹介です。23名で子どもたちのお世話と指導を行います。
【今日の感想】
石垣島の天候は予想より少し肌寒く、子どもたちには厚着をさせて風邪を引かないようにしたいと思います。
夜の講話は「可能性への挑戦」と題して、私のヨットによる単独太平洋横断の体験談と40キロナイトハイクについて話しました。
「夢を夢のままにせず、その実現に向かって努力することが生きることだ。」
「場面があれば、頑張れる」