NPO法人 森と海の学校

NPO法人 森 と 海 の学校 理事長 岡村 精二

•  平成3年5月設立 (NPO法人取得年月 平成11年8月)
•  目的:心豊かな冒険心あふれる青少年及び指導者を育成し、社会教育の推進と
青少年の健全育成に寄与する。 (達成感、親子の絆が主な活動テーマです)
•  経緯:体験教育を取り入れた学習塾「おかむら塾」の卒塾生が、社会参加の場
として、キャンプやヨット教室を始めたことが起点。

事業 内容
青少年および指導者のための客船を利用した洋上研修やキャンプ、ヨット・カヌー教室、登山、冒険学校、子ども匠の学校などの体験教育事業を実施。
『 場面があれば、がんばれる! 』『 役割が立派さを育てる 』が若いスタッフの合言葉です。『 活躍できる場面作り 』が当法人の大きな目的です。

NPO法人   森 と 海 の学校  の主な活動内容

1. Project 松陰 ジュニア洋上スクール

毎年、春休みと夏休みに実施している、客船を利用した 7 泊 8 日の体験航海です。
参加対象は小学生から中学生。縦割りの班生活を通して、思いやりと協調の精神を学びます。
参加者は山口県のみならず、東京、名古屋、京都、大阪、鹿児島熊本、福岡などの遠方からの参加も多く、リピーターが毎年2~3割程度いることも大きな特徴です。
直接子どもたちを指導するリーダーは、高校生・大学生。若いリーダーが大きな責任を担い、真剣に取り組み姿が、団員に大きな感動を与え「自分もいつかリーダーになりたい」という思いを強くさせます。そして、そのような団員が、高校生や大学生となり、リーダーとして、この事業を引き継いできました。

(上写真左)「わかなつおきなわ」船上での記念写真
(上写真右)スタッフは高校生と大学生が中心

(上写真左)博多港でのお見送り
(上写真右) 岡村講演「可能性への挑戦」

(上写真左)船内見学「操舵室」
(上写真中央)人生設計図の作成
(上写真右)渡嘉敷島での海洋研修

(上写真左)大型カヌーに挑戦
(上写真右)集団自決慰霊碑前での慰霊祭

テーマは「親が子に生き方を教える」。思いもかけない「ご両親からのお手紙」に涙する子供たち。 「自分に親とは何なのか。どういう生き方をしなければならないのか。」ということを涙に中で、子供たちは学びます。


(上写真左)書画に挑戦
(上写真中央)首里城での記念写真
(上写真右)学生スタッフたち

ジュニア洋上スクールは現在までに 18 回実施しました。
12 回:沖縄県で沖縄本島、渡嘉敷島、石垣島、西表島へ
1回:北海道で苫小牧、札幌、日高へ
5 回:中国で下関港から青島港経由で、斉南、北京へ
延べ参加者は 2500 名を越えています。

2.子ども自然体験キャンプ

昭和59年以来、毎年実施している4泊5日のサマーキャンプです。
参加対象は小学1年生から6年生。参加者は縦割りの班生活を通して、思いやりと協調の精神を学びます。指導するリーダーは、過去に当キャンプに参加者した高校生や大学生で構成し、企画から下見・準備・運営まで行い、一貫したリーダー育成の場ともなっています。
キャンプの最低日数は、4泊5日というのが私の持論。24回実施してきた恒例事業です。24年間の延べ参加者は、2000名を超えています。

(上写真左)大分県九重少年の家
(上写真右)大分県香々地青少年の家
(福岡県夜須高原や佐賀県武雄市黒髪などでも開催しています)

(上写真左)1班6名の縦割り班編成です。
(上写真右)自分だけの「巣箱づくり」を楽しむ

(上写真左)みんなでつくる野外炊飯は楽しい。
(上写真右)ハイキング(18㌔)

(上写真左)黒岩山一周ハイキング。
(上写真中央)帰りは「筋湯温泉」そしてラムネがおいしい。

(上写真左)火の神の登場(竹元先生)
(上写真中央)ご両親からのお手紙
(上写真右)感想文書き。みんな真剣です。

(上写真左)野宿をしている子どもたち
(上写真中央)海水浴
(上写真右)いかだレース

4.子ども匠の学校

核家族化の進行とともに、世代間および地域での交流が減少し、生活力を身に付け、伝統文化の素晴らしさに接する機会を持つことなく成長している子どもたちが増加しています。各分野の専門家(匠)の協力を頂き、3世代交流・伝統文化継承・男女共同参画社会の推進事業として、人生の先輩、匠から「物づくりの楽しさ、匠の技、日本文化の素晴らしさを子どもたちに伝え教えたい」をテーマに子ども匠の学校を開催しています。

第1回子ども匠の学校

第2回子ども匠の学校 講座内容

1. 「匠(左官さん)が教えるセメントの練り方・タイルの張り方、コテの使い方」
(指導:宇部市左官業組合)
2. 「匠(大工さん)が教えるノコとカナヅチの使い方」 本箱・道具箱くり
(指導:建設山口宇部支部)
3. 「匠(庭師さん)が教える庭造りの楽しさ」 しゅろ縄の結び方、竹垣の作り方
(指導:宇部小野田造園業組合)
4. 「自転車屋さんが教える分解整備、パンクの修理」(指導:ラビット・ストリート)
5. 「ゴム動力式模型飛行機」の製作  (指導:根っこの会)
6. 「魚屋さんが教える魚のさばき方・包丁の研ぎ方」
マグロの解体、刺身、タタキを作る      (指導:石田鮮魚店) 
7. 「茶道に学ぶ日本文化の素晴らしさ」 立ち居振る舞いとお抹茶の頂き方
(指導:裏千家淡佼会)
8. 「釣り名人が教える魚の釣り方」 針と糸の結び方、仕掛け作り
(指導:新西釣具店)

第 2 回子ども匠の学校

5.40キロナイトハイク

20回実施しています。11月の第土曜日午後10時東京理科大学の体育館を出発し、流川、太陽家具、国際ホテル、琴芝小学校、琴崎八幡宮(10㌔)、川上、善和、国道2号線、厚東中学校(23㌔)、末信橋(30㌔)、沖旦橋、厚南中学校下、流川、東京理科大学(40㌔)
小中学生を対象にした徹夜の行事ですが、過去2500名参加して、未だ落伍者ゼロの記録を更新中です。最年少は小学 1 年生、13名います。
幼稚園の年長さんも48名参加、皆20㌔地点までは歩いています。
今の子どもたちは決して劣ってはいません。場面さえあれば、がんばります。

NPO法人   森 と 海 の学校 教育内容
幼い頃、川や山で遊び、美しい自然に接した体験があるからこそ「環境を大切にしたい」「温暖化対策に取り組みたい」と私たちは感じるのだと思います。
自然体験こそ、最高の環境教育です。
森と海の学校では、 心豊かな冒険心あふれる子どもたちを育成することを目的に 『子どもたちは場面があれば、がんばれる』を合言葉に、冒険的要素の強い体験教育を通して、環境教育や青少年健全育成事業を行っています。
小学校低学年から参加できること、指導者が学生であることも事業の特色です。

『ご両親からのお手紙』
3 日目、子どもたちが最も「父母の逢いたい」と思っているときに、ご両親からのお手紙が子どもたちに届けられます。目に涙して「自分にとって父母は何なのか」「どういう生き方をしなければならないのか」を学びます。

『ライフサイクルプランの作成』 (3年間の目標、そして夢を考える人生設計図)
人間は夢を持つと、元気が出ます。子どもたちに「自分の夢を明確にし、その実現に向かって努力することの大切さを教えます。

『達成感』
公的教育では行うことの難しい冒険的要素を多く含んだ活動内容により、『やり遂げた』という達成感を実感することで、自信とやる気、行動力を育てます

同一事業が20年以上も続いてきた理由

指導するスタッフのほとんどが小学生の頃から、主催事業に参加した経験のある学生たちです。年のあまり変わらない学生指導員が、一生懸命お世話をしている姿に感動して「いつの日か、あんな指導員に私もなりたい」という研修生の思いが、24年間、継続事業として「森と海の学校」が続いてきた要因だと思います。
キャンプや洋上スクールでは、スタッフはほとんど寝ずに、子どもたちのお世話をしています。
ボランティアというと、福祉活動ばかりが取り上げられますが、小さな子どもたちのお世話を一生懸命している学生たちにも、光を当ててほしいですね。

( テレビ番組で、子どもたちのお世話を一生懸命している学生たちを取り上げて頂けませんか? )