山口県の課題:若者の交流人口拡大のために、有名アーティストのコンサート会場を

Updata 2011年 9月6日

一般質問で、「若者の交流人口拡大と定住策について」について質問しました。
答弁に立った二井知事も、「山口県の大きな課題として捉え、努力したい」旨の回答をいただきました。

山口県の人口は145万人を割り込み、若者の居場所、たまり場づくりが、定住策の大きな課題であり、子どもたちの笑顔があふれる県づくりには、時代を担う若者たちにとって魅力的な県にしていかなければと思っています。
きららドームで、エグザイルやAKB、スマップのコンサートができるといいのですが・・・・。

一般質問:「若者の交流人口拡大と定住策について」

次に、若者の交流人口拡大と定住策についてお尋ねいたします。

私は若い頃から旅行が好きで、国内の観光地は、ほとんど見て回りましたが、全国的にも山口県ほど、観光資源に恵まれた県はありません。

しかし、観光客、特に福岡空港に来日した外国人の多くが、阿蘇や長崎方面に行ってしまう状況は、残念でなりません。
若者たちについてはどうでしょうか。私たちの世代には、萩の歴史文化、秋芳洞や山陰沿岸の素晴らしい自然美、そして、何より温泉は魅力的ですが、残念ながら、若者たちには、あまり、おしゃれな場所と受け止められていないようです。

先日、20代の若者たちと山口県の課題について語り合う機会がありました。

「山口県には休日に、買い物に行きたいと思わせるお店や、私たち世代を引きつける魅力的な店がなかなか見つかりません。」
ある男の子は「僕は帽子一つ買うために、わざわざ、福岡市内まで行きます。県がリードをとって、有名専門店が連なる巨大アウトレットはできませんか。唯一可能性のある場所は、県内なら新山口駅の南側ですね。」

また、ある音楽好きな男の子は「コンサートやミュージカルを見るためには、2時間掛けて、福岡や広島まで行きます。県内では、有名な歌手のコンサートを見る機会はありませんからね。大きなアリーナがあればいいのに」と多くの課題とアドバイスを頂きました。
今、山口県内で、もっともショウビジネスで使用されているホールは、周南市文化会館だと思います。宇部市には渡辺翁記念会館があり、かつては、この会館で歌うことが一流歌手のステータスだったそうですが、今では有名な歌手が舞台に立つ機会はほとんどありません。
周南市文化会館でミュージカルやコンサートが行われている理由は、大型トレーラーが数台入る駐車場が舞台裏にあるからです。渡辺翁記念会館は大型トラックの入る駐車場がありません。しかし、その周南市文化会館の収容定員は1800名しかなく、有名な歌手やミュージカルを招くには定員不足です。
そこで、県内で唯一可能性がある施設はと考えると、山口きらら博記念公園の「多目的ドーム」以外にはありません。スポーツイベントのための施設ですが、グランド部分まで入れれば、1万人以上を収容できる施設です。
かつて私の友人が、「エグザイル」のコンサートを、多目的ドームで開催しようと企画したことがあります。関係者が下見のために、多目的ドームを訪れましたが、中に入った瞬間に「ここは音響的に無理です」と断られてしまったとのことです。
東京ドームも音響的には問題があるそうですが、6万人近く収容できる会場というメリットから使用されているとのことです。

仮に「多目的ドーム」でエグザイルのコンサートがあるとすれば、1分でチケットは完売されるだろうとのことです。
新たに1万人収容可能なアリーナをつくれば、駐車場も含め巨費を投じなければなりません。仮に、多目的ドームをコンサートにも使えるように音響対策を行えば、1万人収容できるホールとして、エグザイルやAKB、スマップを招くことができ、若者の交流人口が増加するのではないでしょうか。5000台以上入れる駐車場を持ち、交通網もしっかりしています。「山口きらら博」では、山本寛斎プロデュースのパフォーマンスイベント「やまぐち元気伝説」が行われた実績もあります。
また、広い駐車場を活用した屋外映画館も可能です。音声はFMラジオで流せば、特別な設備も必要ありません。

若者たちを呼び込める施設としての山口きらら博記念公園「多目的ドーム」の活用についてお伺いいたします。

また、他県から若者を呼び込み若者の交流人口を拡大させることは、経済効果を生み、さらに若者の定住策に繋がると考えますが、県の若者の交流人口の拡大と、若者の定住策に対する取り組みについて、ご所見をお伺いいたします。

知事の回答

次に、若者の交流人口拡大と定住策についてのお尋ねのうち、「多目的ドーム」の活用についてです。
「多目的ドーム」は、県民の様々なスポーツ活動や幅広い交流・憩いの場として整備した山口きらら博記念公園の中核施設で、主にはスポーツ活動に利用されていますが、その他にきらら物産交流フェアなどの各種イベントも開催されており、子供からお年寄りに至る県民に幅広く利用され、昨年度も約20万人にご利用いただいたところです。
ご提案のありました、音楽コンサートの開催に向けた音響対策については、この施設が、設計上はコンサート利用を想定したものではなく、所要の改修に多額の費用が見込まれることから、現時点では考えておりませんが、コンサート開催の企画があった場合には、仮設の音響対策の受け入れなどに柔軟に対応してまいります。また、公園内駐車場を活用した映画上映についても、施設管理上可能な限り対応していきたいと考えています。
県としましては、こうした設備面での配慮に加え、若者にアピールできる各種イベントの誘致などにより、「多目的ドーム」を含む山口きらら博記念公園が、若者にとっても十分魅力ある施設となるよう取り組んでまいります。